「命を頂く」という現実に。

「牛肉って、牛さんがどうやって作るの?」
 
と、低学年クラスさんのレッスンでの質問がありました。
 
 
image
↑いい香り・・・
 
 
今月のメニューに「ハヤシライス」があり、
その中で、「牛肉」についてお勉強します。
 
 
それまで熱く語っていた「たんぱく質」のお話からは一転、
この質問から、内容が「いのち」の話になりました。
 
 
 
 
「牛肉は、牛さんが作ってくれるんじゃなくて、牛さんのお肉を食べるんだよ。」
 
 
「え!?どうやって食べるの?」
 
 
「○○ちゃん達が大きくなる為に、いろんな動物の「いのち」ってを食べさせてもらっているよね。鶏さんも、豚さんもそうだよね。」
 
 
「うん」
 
 
「悲しいけれど、私達人間が生きていく為に、「ありがとう」ってちゃんと言ってから人間が殺して、スーパーやお肉屋さんで売られて、みんな買って食べることができるんだよ。」
 
 
「え?死んじゃうの?」
 
 
「そうだよ。だから、お肉さんだけじゃなくて、お魚さん達や「生きている」もの達のおかげで、生きることができるんだよ。だから、ちゃんと「ありがとう、いただきます」って言ってから食べようね」
 
 
「えー・・・・悲しいね、うん。」
 
 
 
と、少し暗い雰囲気になってしまいましたが、
しかしそれが現実ですので、
しっかり伝えました。
 
 
 
「命を頂く」ということで、
 
美味しいと食べている現実と、
殺されて悲しいという気持ちのとのバランスに
 
少し困惑したと思います。
 
 
 
 
 
私は専門家ではないので、
この答えが正しいとははっきり言えませんが、
 
一つ言えることは、
「ありがとう、いただきます」
と大きな声であいさつし、
 
「美味しいね」
と笑顔で頂くことだと思っています。
 
 
そうやって、伝えていこうと思います。
 
 
 
 
{D3F09EDD-D2D5-4CFC-A6EC-4455FD99E759}
↑とっても美味しくできました!
 
 
 
伝える側としても、
非常に考えさせられた、
今回のハヤシライスのレッスンでした。
 
 
 
 

 

タイトルとURLをコピーしました