子ども達にとって「先生」は、
良い意味で憧れの存在でありたいですが、
良い意味で同じ失敗もする存在でありたいと思っています。
————
先日、熱湯を使う場面で「あつっ!」とやけどをしそうになった生徒さんがいました。
(本当に大したことなかったですが)
「熱かったね、大丈夫?」と聞くと、
「大丈夫。」と、
目をそらしながら小声で答えました。
なんだか、隠したい様子が伝ってきました。
少し空気が重くなり、
ちょっと気まずそうな様子だったので、
「先生もね、こないだ包丁で指切ったんだよ!ほら、見て!」
と、立派な傷口を自慢すると、
「え!先生も指切るのっ!?」
と、とても驚いていました。
「そうだよ、先生もよくケガもやけどもするよ、
色んな事も失敗するし、
〇〇ちゃんと同じ年の頃なんて、包丁も持ったことないよ。
だから、〇〇ちゃんってすごいよね!」
と話すと、
「うん!でもたまにケガもするよねー!」
と満面の笑みでお返事してくれました。
↑湯煎でチョコを溶かしますよ、トロトロ~
後から聞いた話ですが、
子ども達の中には、ケガや失敗をすることがカッコ悪いと思う子もいる様で、
知られたくないという理由で言わない場面もあるそうです。
全然大したことないやけどでも、
「あつっ!」!と声を出したことがカッコ悪いと思ったのかもしれない、
やけどをした、という事がおおきな「失敗」と感じているのかもしれない。
小さな子ども達にもちゃんとプライドがあり、
それを守る姿は大人と同じ、そう思います。
もしかしたらあの時の笑顔は、
私の傷口を見たことで、
誰でも先生でもケガも失敗するものなのだと、
安心してくれたのかもしれません。
例えば、
やけどでも包丁でのケガでも、
料理以外でも何か失敗と感じることがあったとしても、
誰でも間違えることはあるし、
決してカッコ悪い事ではないですよね。
子ども達にそれを伝える為には、
もしかしたら私達のおっちょこちょいエピソードを
伝える事も効果的な方法の一つかもしれません。
そして、
失敗はチャレンジしたから起こったことで、
頑張ってる証なんだよ!
と、前向きに進むママの姿を見せる事も、
また良い方法ですよね。
私も、
失敗と思う事も自信に変えてもらえるように、
今日も子ども達と向き合っていきたいと思います。
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