CENTRAL TEXAS FOOD BANK(セントラルテキサスフードバンク)の見学。
会社ではなく、非営利団体が運営しています。
フードバンクは、
食品企業の製造工程で発生する規格外品などを引き取り、福祉施設等へ無料で提供する「フードバンク」と呼ばれる団体・活動のことです。
(農林水産省より)
※例えば、まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品(印字ミス、過剰在庫、包装の破損などの食品ロス)を削減するために、
こうした取り組みが行われている
アメリカでもほぼ同じ意味で
企業や農家さんの食品ロスが個々に集中してこの「フードバンク」に集まり、
それを分けて必要な人に届けています。
保存が効くか効かないかもチェックが必要。
集積、種類の分別、配布といった流れ(これは分別中)。
分別されたものを保管する倉庫。ほんの一部。
また、ここの団体だと
敷地内に調理場もあるので、その食材を使って調理し、
作られたものを施設等に届けるところまで対応している。
(栄養士?さんがちゃんと管理している)
これが、福祉施設や団体などに直接向かいます。
その他、放課後や夏(冬)休み中に開催されているプログラムなどにも
運ぶそうです。
また、特に興味深かったのは、
無料で調理の授業を開講していること。
理由は、調理ができる人が増えれば食を提供できる人が増え、
最終的には子どもが食べられるようになる、
とのことでした。
(調理の他に、プレゼン、レジュメの作り方なども。
今はレジュメ作りの講義中。)
その授業を受けたからそこで活動しないといけない、
という制約はなく、
レストランで働いたりカフェを経営したりと
それぞれの道に進むそう。
もちろん、そのままここで作り手として参加する人もいます。
また、調理の専門学校とも提携して
研修に来ている方もいました。
研修終了後は、フードハンドラーのような独自の資格も発行され
それをどう生かすかは本人次第。
(頭にネット被ってます)
外にも菜園がありました。
ここはほんの一部ですが、
寄付を得たり、お願いしたり、寄付活動を企画したり
ボランティアのコーディネートや、企業・政府との調節など、
たくさんの部門が連携していてかなり大掛かりだそうです。
食と言っても、
様々な活動があることがわかります。
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◆CENTRAL TEXAS FOOD BANK
・2018年は3900万食を必要な人に提供。
・2500万ポンド(約1130万キロ)の食糧を引き取った(本来ならゴミになる予定だった)
・300以上の機関と共に活動している
つづく!